東京商工リサーチ徳島支店によりますと、2023年度の徳島県内の企業倒産件数は、2022年度と比べて10件多い40件でした。
一方で負債総額は、2022年度より16億7300万円少ない29億5200万円で、過去10年間で最も少なくなりました。
産業別の倒産状況は、「サービス業他」が17件と最も多く、次いで「卸売業」が6件、「製造業」が5件となっています。
また、倒産の原因は、販売不振が34件、次いで他社の倒産の余波などが2件でした。
東京商工リサーチ徳島支店は、「コロナ禍で売り上げが減った企業に実質無利子無担保で融資するゼロゼロ融資の返済や、物価など厳しい環境から、今後も倒産は増える可能性が高い」と,
予測しています。