Mrs. GREEN APPLE、映画『ディア・ファミリー』主題歌を書き下ろし 楽曲を使用した予告映像が公開

4月12日(金)にリリースした「ライラック」が各種ストリーミング・サービスでランキング急上昇中のMrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)が、6月14日(金)に公開となる映画『ディア・ファミリー』の主題歌として新曲「Dear」を書き下ろしたことが発表され、楽曲を使用した最新予告映像(90秒)が公開されました。

『ディア・ファミリー』は、生まれつき心臓病疾患を持っていた幼い娘・佳美に突き付けられた「余命10年」という宣告、そしてどこの医療機関でも治すことが出来ない現実といった絶望の中、小さな町工場を経営する父・宣政が「じゃあ俺が作ってやる」と、人工心臓を作ろうと立ち上がり、娘の命を救いたい一心で人工心臓の開発を始め、その後、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させたその秘話を、主演に大泉洋、大泉演じる坪井宣政を支える妻に菅野美穂、心臓疾患を持つ娘に福本莉子、家族を支える姉妹に川栄李奈、新井美羽を迎え月川翔監督が実写映画化したもの。他にも、松村北斗をはじめ有村架純、光石研、上杉柊平、徳永えり、満島真之介、戸田菜穂ら豪華キャストの出演が発表され、大きな話題となっています。

大泉洋と大森元貴(ヴォーカル / ギター)のタッグは、昨年末の『第74回NHK紅白歌合戦』での特別ステージ以来で、まさに“国民的タッグ”が再度、主演×主題歌という形で実現しました。

主題歌となる「Dear」は、不可能なことを成し遂げようとどんな時も歩みを止めない家族の背中を押すような前向きな歌詞と壮大なアレンジが印象的な楽曲となっており、今作について大森は「本作は全て実話ということで、すべての出来事の先にバルーンカテーテルが生まれたと考えるととても感慨深いです。目の前にある現実の大きさは計り知れないものですが、家族の皆さんの絆の強さを感じて胸がキュッとなりました。主題歌の〈Dear〉は壮大でさわやかな楽曲ですが、地に足がついて芯が一つ通っているような楽曲です」とコメント。「左胸の鼓動を感じてる 右の脳で明日を夢見てる」という歌詞からも、生き抜く事への前向きなメッセージが感じられます。

岸田一晃プロデューサーはミセスの主題歌起用に関し、「『この映画は作りたいだけの映画ではなくて“届けなくてはいけない映画”だと考えています』という言葉と共に主題歌のオファーをさせていただきました。決して悲しいだけの物語ではなく、愛と熱意が突き抜けて、希望が生まれる。この楽曲の鼓動が『次へ、その先へ』と私たちの背中を押し、新しい未来に向かわせてくれる。この映画は最高の音楽と共に終幕します」とコメントを寄せています。様々な困難を乗り越え、未来へ向かって突き進むパワーあふれる楽曲にぜひご注目ください。

医療には全くの無知だった町工場の男とその家族が、余命10年を宣告された小さな娘を救いたいその一心で、どんな困難に衝突しても未来へ向かって諦めずに挑んでいく本作。そんな力強い実話に正面から向き合って制作された楽曲「Dear」が、家族の物語に寄り添います。

[コメント]
本作は全て実話ということで、すべての出来事の先にバルーンカテーテルが生まれたと考えるととても感慨深いです。目の前にある現実の大きさは計り知れないものですが、家族の皆さんの絆の強さを感じて胸がキュッとなりました。
事前に資料をいただき、拝見してから楽曲を制作したのですが、凄く泣けました。
とてつもないエネルギーや生きる活力のようなものをいただきました。
主題歌の「Dear」は壮大でさわやかな印象ですが、地に足がついて芯が一つ通っているような楽曲です。
歌詞も今まで表現したことないようなワードが入っているので、そこにもぜひ注目してください。
――Mrs. GREEN APPLE

「この映画は作りたいだけの映画ではなくて“届けなくてはいけない映画”だと考えています」という言葉と共に主題歌のオファーをさせていただきました。ある家族が願った切なる想いが世界中に広がって、そして今も尚、その想いは輝いて生き続けている。実話を元にしたこの映画には単純に感動的な音楽がエンディングを飾るだけではダメだと考えていて、ディア・ファミリーが持つ熱量が欲しかったのです。初めてデモ音源を聴いた時に最後のピースがハマったと実感しました。決して悲しいだけの物語ではなく、愛と熱意が突き抜けて、希望が生まれる。この楽曲の鼓動が「次へ、その先へ」と私たちの背中を押し、新しい未来に向かわせてくれる。この映画は最高の音楽と共に終幕します。
――岸田一晃プロデューサー

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