【マサチューセッツ州ボストン16日(日本時間17日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(30)は本拠地でのガーディアンズ戦に「3番・DH」で先発出場し、6打数無安打だった。打率2割1分5厘。チームは延長11回の熱戦の末、7―10で敗れた。貯金を吐き出して再び、勝率5割になった。
ガーディアンズの先発右腕バイビーと3度対戦し、投ゴロ、二直、三飛といいところなくひねられた。
6―5と逆転した6回二死二塁は3番手の右腕スミスと対戦。初球の95マイル(約152・9キロ)の高めのストレートを打ち損じ、ファウルライン際への浅い左飛に倒れ、追加点を挙げることはできなかった。
同点に追いつかれた直後の9回先頭は5番手右腕ガディスに対し1ストライクからの2球目、80マイル(約127・8キロ)の外角チェンジアップを引っ掛けて一ゴロに倒れた。
3点を追う11回裏、二死無走者は7番手の右腕バーローに対しカウント2―2からの5球目、外角低めに大きく外れる77マイル(約123・9キロ)のカーブにバットが空を切り、空振り三振に倒れて最後の打者となった。
4打数無安打の前日は差し込まれた打席が目立ったが、この日は打ってはいけないボールに手を出した印象で自分のスイングができていない。この2試合は10打数無安打と、ガーディアンズの投手陣の配球にほんろうされている。何とか上回りたいが…。