ドジャース・大谷翔平、4試合ぶりマルチ安打も 課題の得点圏で3打席連続凡退

◆ 大谷翔平が4試合ぶりマルチ安打

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)が現地時間16日のナショナルズ戦に「2番・指名打者」でフル出場。4試合ぶりにマルチ安打を記録したが、得点圏で迎えた3打席は無安打に終わった。

ナショナルズ先発は13年目のベテラン左腕コービン。初回、無死一塁で迎えた第1打席は、カウント0-2から低めのシンカーに右手一本で巧く合わせ、左前安打。ドジャースはその後無死満塁とし、4番テオスカー・ヘルナンデスの併殺打の間に先制点を挙げた。

リードを3点に広げ、なおも一死二、三塁で迎えた第2打席は、真ん中付近のシンカーに初球打ちを試みるも、打球は前進守備の二塁手の正面へ。走者動けず、大谷は二ゴロに倒れた。

1点リードの4回裏には二死一、三塁の好機で第3打席。この打席も初球のシンカーにバットを出したが、二ゴロとなり攻撃終了。

7回裏の第4打席も無死二塁の得点圏での打席入り。またしても初球打ちで外角のシンカーを打つも、センターへの平凡なフライ。得点圏で3打席続けて凡退となった。

8回裏、二死一塁で迎えた第4打席は3番手右腕レイニーと対戦。カウント2-2から外角高めボールゾーンのフォーシームに手を出し、三塁への内野安打。4試合ぶりのマルチ安打を記録した。

この試合の大谷は5打数2安打で3試合連続安打、16試合連続出塁をマーク。しかし、試合前時点で16打数1安打と苦しむ得点圏の打席では、3度当たりが出ず、得点圏打率は.053へ低下。今季成績は打率.341、OPS1.019となっている。

© 株式会社シーソーゲーム