有隣堂/店舗の販売データを閲覧・分析できるツール提供、導入企業100社超え

有隣堂は4月17日、4月からの新規事業として、有隣堂各店舗の書籍・雑誌の販売数や在庫数などのデータ閲覧・分析を可能にするツール「Book Store Central-Sales Status(BSC-SS)」の有料提供を開始したと発表した。

<店舗の販売データを閲覧・分析>

同社が2022年に開発した店舗運営システム「Book Store Central(BSC)」をベースにしたもの。主に出版社を対象に、有隣堂各店の書籍・雑誌売上数、在庫数などのデータ(Sales Status)を、EdgeやChromeなどのブラウザ上で閲覧できるサービスとなる。

「BSC-SS」の導入企業と協力し、店舗の販売・在庫状況を可視化して精度の高いデータ分析・仮説検証が可能になった。新規事業を開始してから、導入企業は既に100社を超えているという。

今後は、書籍・雑誌と並行して、文具・雑貨の販売・在庫データにも対応した運営システムの開発、および他書店チェーンでも利用できるプランの提案も検討していく。

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