マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、レアル・マドリードとの試合を控えた前日会見で「自分たちのサッカーが重要」と語った。また、DFカイル・ウォーカーの状態についても触れている。クラブ公式サイトが伝えている。
マンチェスター・シティは、現地時間4月9日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝、レアル・マドリードとのファーストレグで3－3でという互角の戦いを演じた。
そして同17日、マンチェスター・シティは本拠地エティハド・スタジアムにレアル・マドリードを迎え、ベスト4進出を巡ってセカンドレグを戦う。グアルディオラ監督は「サポーターの声援が後押しになる」と述べ、続けてこう語った。
「サポーターの声援が後押しになって、選手たちは勢いに乗れるはずだろう。そして、我々には信頼できるゲームプランがある。ファーストレグは良い結果を残せたが、調整は必要だ。より高いパフォーマンスを発揮しなければいけない」
「試合に勝つにはプレッシャーを感じなければいけないし、ハングリー精神を持たなければいけない。90分間ずっと自分たちのペースに持ち込むことは不可能だ。苦しい状況が続く場面もある。そういう場面でサポーターの存在が大きな助けになる」
そして、グアルディオラ監督は対戦相手であるカルロ・アンチェロッティ監督に対して警戒心を持ってコメントした。
「我々は“自分たちのサッカー”を貫く必要がある。そうでなければレアル・マドリードには勝てない。私たちは相手のことをよく理解しているが、相手もこちらのことをよく理解している。ファーストレグでカルロ（・アンチェロッティ）は、何度か我々の裏をかいてきた」
また、ファーストレグを負傷の影響で欠場したウォーカーの状態についても言及した。
「トレーニングで状態を見るつもりだ。直近の1、2回のトレーニングでは、彼の表情や雰囲気を見ても、調子は良さそうだった。ただ、先発出場かベンチからのスタートかは分からない」
CL準決勝進出を争うマンチェスター・シティとレアル・マドリードの試合は、日本時間4月18日の午前4時に試合開始の予定だ。
