ビデオリサーチ、テレビCMの取引を支援する「枠ファインダ」で視聴データのオンライン販売サービスを開始 / Screens

株式会社ビデオリサーチは、この度、Smart Ad Sales*(以下SAS)の検索、分析、購入予約申込みまでをワンストップで行えるサービス「枠ファインダ」において、希望するデータを1特性ごとに1セールス月分から購入することができる「ターゲットデータ販売サービス」を2024年4月より開始した。

「ターゲットデータ販売サービス」は、テレビ広告キャンペーンのターゲットに応じたデータのオンライン購入(カード決済)ができる広告会社・広告主を対象としたサービス。広告業界の発展を目的に、当社が本サービス提供のための基盤となるシステムを企画・開発、本サービスで提供する視聴データを複数の企業と連携することで実現した。4月より株式会社インテージおよびResolving LAB株式会社、5月からはREVISIO株式会社の視聴データの取り扱いを開始する。

*Smart Ad Sales(SAS)…各放送局が提供している、CM枠を15秒1本(枠)単位から購入することができるテレビCM商品。SASは1枠からポジション指定ができるため、放送日時、価格も明確で透明性が高いという特徴がある。

■枠ファインダ新サービス『ターゲットデータ販売サービス』の特徴

1. 広告主のニーズに応じたデータを視聴者特性ごとに、必要な期間(1セールス月単位)だけ購入可能
2. インテージ社、Resolving LAB社、REVISIO社の視聴データをまとめて検討・購入可能
3. 購入データは「枠ファインダ」各分析メニューで利用でき、検討~購入~利用までオンラインで完結(カード決済)

■「枠ファインダ」の「ターゲットデータ販売サービス」利用方法

「ターゲットデータ販売サービス」は「枠ファインダ」にログインの上、「ターゲットデータ購入」ページから利用できる。登録は無料。

枠ファインダ利用申込みURL

■「枠ファインダ」とは

「枠ファインダ」は、放送局が提供するSASのテレビ広告枠の検索、分析から購入予約申込みまでをワンストップで行えるオンラインサービス。運営社であるビデオリサーチのみならず、複数の企業の視聴データを提供している点を特徴とし、ユーザーは多角的な観点からテレビ広告枠の分析を行うことができる。2019年のサービス提供開始以来、現時点で放送局31局が「枠ファインダ」で広告枠を販売、利用社数は広告会社と広告主を合わせて500社以上となる。

「枠ファインダ」では、各データ会社8社11種類の視聴データを無償で提供しているが、この度のサービスの拡充により、広告主ごとの多様かつ具体的なニーズに対応した視聴者特性データを利用できるようになった(有償)。ユーザーは、希望するデータを1特性ごとに1セールス月分、CM出稿予定の期間に絞った少額からのデータ購入が可能で、個別のニーズに応じたSAS分析を行うことができる。

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