橋下徹氏 詐欺広告めぐるメタ社の釈明バッサリ「強烈な反感だけ広がる」「大失敗」

橋下徹氏

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が17日、「X」(旧ツイッター)を更新。詐欺広告掲載を受けてメタ社が出した声明に言及した。

昨今、著名人を騙り、投資詐欺に勧誘するアカウントや広告が社会問題となっている。勝手に名前を使われた実業家の前澤友作氏は広告を掲載するフェイスブックやインスタグラムを運営するメタ社を提訴する準備を進めている。

16日にメタ社は公式サイトで「著名人になりすました詐欺広告に対する取り組みについて」という声明を発表。オンライン詐欺が「社会全体の脅威」だとし、「社会全体でのアプローチが重要だと考えます」と訴えていた。

声明を受けて、橋下氏は「メタのこのメッセージは大失敗やな。誰がこんなメッセージを考えたんやろ。強烈な反感だけ広がるわ。危機管理上メタは早急に軌道修正せな」と苦言を呈した。

続けての投稿でも「こんな甘々の無責任な認識で、広告業によって莫大な利益を得たらあかんわ。利益に応じた責任を負わなあかんねんで」と指摘。メタ社の声明に対しては前澤氏も「なめてんの?」と不快感を示していた。

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