国交省は2024年4月17日、トヨタ自動車が「プリウス」計13万5305台を対象にリコールを届け出たと発表した。走行中に後ろの席のドアが開く恐れがあるという。リコールの対象となる型式、製作期間をまとめた。
トヨタはプリウスについて不具合を解消する部品の準備が整うまで、工場での生産や販売店からの受注を停止すると明らかにした。
届け出によると後席ドアハンドルの開スイッチの防水性能が不十分なため、洗車などで多量の水がかかるとスイッチ内部に浸入することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、スイッチ内部の回路が短絡して作動し、最悪の場合、走行中に後席ドアが開く恐れがある。
同社は対策として、全車両、後席ドアハンドルの開スイッチを対策品と交換する。また対策品の準備が整うまで、暫定的にヒューズを取外して開スイッチの作動を停止し、ドア開を手動操作に限定する。
リコール対象のプリウスの型式や製造期間
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合もある。
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