児童と教員を襲った体長約50センチのアナグマ 教員がバケツをかぶせて捕獲 岩手・滝沢市

岩手県滝沢市で17日、登校中の児童と通学路で指導にあたっていた教員がアナグマに襲われてけがをしました。2人はいずれも軽傷です。

警察によりますと、17日の午前7時半ごろ滝沢市外山の滝沢小学校の通学路で登校中の2年生の男子児童1人と通学路で指導していた女性教員1人がアナグマに襲われけがをしました。

2人はいずれも軽傷で、児童には足にかまれた痕が2か所あり、女性教員は足に約2センチの切り傷を負いました。アナグマは体長約50センチで小学校の教員がバケツをかぶせて捕獲したあと猟友会が引き取って駆除したということです。

当時、この通学路には登校中の小中学生が50人ほどいて、道路上にいたアナグマを教員が追い払おうとした際に襲われたとみられます。警察では今後、小学校の登下校の時間に合わせて警戒活動を行うとしています。

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