「狂ってるよ!」性的暴行でバウアーを訴えてきた女性に“詐欺&強盗容疑”! 元サイ・ヤング右腕に復帰を求める声も「メジャーで投げるべきだ」

現地4月16日、元DeNAのトレバー・バウアーが自身のXを更新。これまで性的暴行で訴えてきた女性が、バウアーとさらに別の男性への恐喝による詐欺と強盗の容疑で起訴されたことを明かした。

2020年にサイ・ヤング賞に輝いたバウアーだが、同年末に性的暴行をされたと女性に訴えられ、21年7月にMLB機構から制限リストに入れられた。22年2月に不起訴処分となったが、所属していたロサンゼルス・ドジャースから戦力外となり、23年はDeNAでプレーした。

そして今季はMLB復帰を目指すも球団側からオファーが届かず、メキシコリーグのメキシコシティ・レッドデビルズと契約を交わしていたバウアー。そんな折、被害を訴えていた女性が現地15日、2つの容疑で起訴されたのだ。これを受け、バウアーはXに動画を1本掲載し、事実無根を主張。「今回の状況全てが嘘であったことを証明するために、他に何をすればいいのかな? 狂ってるよ」と怒りを露わにした。そして「いつになったら仕事に戻って、生計を立てられるのかな?」と先行きが見えず不安を感じている様子も見せた。
33歳の右腕は今季、レッドデビルズと5月までに5試合に登板する短期契約を締結している。身の潔白を証明したバウアーの帰りを待つ関係者もいるようで、米ポッドキャスト番組「The Big Leagues Daily」で司会を務めるダン・クラーク氏は、「彼はメジャーで投げるべきだ」と唱えた。

バウアーを訴えてきた女性は、来週金曜日に刑事容疑で起訴される模様だ。

構成●THE DIGEST編集部

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