金沢の街ぼんやり 18日にかけ黄砂飛来

ぼんやりとかすむ市街地=17日午前11時、金沢市の卯辰山公園見晴らし台から

 17日の石川県内は高気圧に覆われて晴れ、正午までの最高気温は金沢18.1度と平年並み、輪島21.0度と5月中旬並みとなった。県内各地で黄砂が観測され、金沢市の卯辰山公園見晴らし台からは、街並みがぼんやりともやが掛かったように見えた。

 金沢地方気象台によると、午後0時20分時点で水平方向で見通しが利く距離「視程」は金沢で20キロ、輪島で8.9キロだった。

 県内では18日にかけて視程が10キロ未満となる所があり、屋外では洗濯物や車に黄砂が付着するなどの影響が予想される。気象台は視程が5キロ未満となった場合は、交通への障害が出る恐れがあるとして注意を呼び掛けている。

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