「スニーカーのような高級車を造りたかった」LBX生産を記念したイベントでトヨタ自動車東日本岩手工場に豊田章男会長が登場 岩手でのドライブも明かす 岩手・金ケ崎町

トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」の新型SUVが岩手工場で生産されていることを記念したイベントが17日、岩手県金ケ崎町で行われました。イベントには豊田章男会長も駆けつけました。

金ケ崎町にあるトヨタ自動車東日本岩手工場では、レクサスの新型SUV=スポーツ用多目的車の「LBX」を去年の秋頃から生産しています。2012年のトヨタ自動車東日本の誕生以来、レクサスの生産は初めてです。

今回のイベントはこれを記念して「東北と走る」をテーマに企画されたもので、トヨタ自動車の豊田章男会長も会場を訪れました。豊田会長はLBXについて「スニーカーのような高級車を造りたかった」と述べ、16日にはLBXで岩手県内をドライブしたことも明かしました。

(トヨタ自動車 豊田 章男 会長)
「雪の後の花が咲き始めた岩手の道を体験させてもらいました」「道が車を造る、車造りにはいい道だ」「日本のものづくりを岩手、東北が中心となって頑張ることこそいろいろな方の元気となり日本の元気となることを東北から発信していただきたい」

レクサスLBXは、岩手工場で月に約4800台が生産され、約60カ国で販売されます。

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