「浜を支える担い手に」 漁業の即戦力を育てる「とくしま漁業アカデミー」入学式【徳島】

「とくしま漁業アカデミー」は、漁業者の減少に歯止めをかけ、漁業の即戦力を育てようと、徳島県などが2017年に開校しました。

2024年度入学した第8期生は、19歳から48歳までの男性5人です。

4月17日に徳島市で行われた入学式では、アカデミーの理事長を務める後藤田正純徳島県知事が、「皆様が知識、技術を習得され、浜の即戦力へと成長し、漁業をけん引されることを期待しています」と、激励の言葉を贈りました。

入学生5人に制服などが手渡されたあと、入学生を代表して藤井翔大さんが宣誓を行いました。

(入学生代表 藤井翔大さん(27))

「徳島県の漁業現場で即戦力として活躍できるよう、浜を支える担い手となることをここに誓います」

最年少・19歳の入学生は。

(大西一誠さん(19))

「若い手が少ないと聞いたので、即戦力になりたいと思っています」

入学生は2025年3月までの1年間、漁業経営の基本や漁の実習などの研修を受けることになっています。

「がんばるぞ、オー!」

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