かつて保育士をしていた経験を元に漫画を描いている、でこぽん吾郎(@Dekopon_56)さん。
作者のでこぽん吾郎さんは女性ですが、漫画内では『大柄な男性保育士』の、でこ先生として登場しています。
同作品は一度完結を迎えましたが、2023年11月から『ただいま 保育士 でこ先生』として再開しました。
2024年4月13日にでこぽん吾郎さんがX(Twitter)に投稿した、園児が描いた絵にまつわるエピソードを紹介します。
父親の似顔絵かと思っていたら…
保育園でのお片付け中、でこ先生は、園児のゆいちゃんが描いた絵を見つけました。
ゆいちゃんがいうには、その絵は『お姫様』をイメージして描いたもの。しかし、失敗して思い通りには描けなかったようです。
絵を捨てようとしていたゆいちゃんに対し、でこ先生が、家に持ち帰るように提案すると…。
結局持ち帰ることにしたゆいちゃんは、父親が迎えに来た際、絵を片手で持っていました。
その絵を見るやいなや、自分の似顔絵だと勘違いした父親は、嬉しそうに「それ、パパだったり…?」と問いかけます。
ゆいちゃんは、その問いかけに「あ~、うん」と返答。子供ながらに空気を読んだのか、本当は『お姫様』をイメージして描いた絵であることを、伝えなかったのです!
それを聞いて喜ぶ父親の顔を見た、でこ先生は、真実を知っているためか、優しくほほ笑むしかありませんでした…。
このエピソードを読んだ人からは、感想が多数届いています。
・切ないけど、優しいウソだ。
・でこぽん先生の目が、すべてを物語っている。
・世界はこうして平和になっていくのですね!
・子供ってちゃんと空気を読むんですよね~。
息子や娘に似顔絵を描いてもらえることは、親にとって大変喜ばしいものです。
しかし、ゆいちゃんの場合のように『親の似顔絵だと思い込まれた作品』が、各家庭に存在しているのかもしれません…!
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保育園での、ゆかいな日々を描いたコミックエッセイ『実録 保育士でこ先生』の全6巻が発売中です。
気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]
出典
@Dekopon_56