来月の端午の節句を前に上田市の依田川では、満開のサクラを背景におよそ100匹のこいのぼりが元気よく空を泳いでいます。
こいのぼりが飾られているのは、上田市を流れる依田川の丸子橋の近くです。
周辺のサクラは満開を迎え、花びらが舞い始めています。
■松本市から
「去年はサクラが(散るのが)早くて、(こいのぼりとサクラを)一緒に見られなかった。今年一緒に見られて嬉しいです」
今年は能登半島地震の被災地を応援するこいのぼりも。
■東御市から
「毎年、恒例ですばらしいということで、(こいのぼりを見に)来ました。がんばれ能登とかそういのが出ているので、皆さんの思いも込められているところにも感動しながら見ていました」
依田川にこいのぼりが登場したのは1990年。地元住民が家庭で不要になったこいのぼりを集め、飾ったのが始まりです。現在は地元の商工会などが集めて毎年春に掲げています。
■上田市丸子地域自治センター・北原敦さん
「ちょうど今週末ごろまでは一緒にサクラとこいのぼりを楽しみ頂けるかなと思います」
こいのぼりは来月17日まで飾られる予定です。