きょう(2024年4月17日)午前10時ごろ、岩見沢市2条東12丁目のホームセンターで、80代の女性が運転する乗用車が店の入口に突っ込む事故がありました。
警察によりますと、乗用車の衝突で飛ばされた金属製ラックが店内にいた70代の男性客に当たり、男性客は軽いけがをしたということです。
調べに対し、運転手の女性は「ブレーキとアクセルを間違った」と話していて、警察が当時の状況を調べています。
道内では高齢運転者の踏み間違いによる事故が相次いでいることから、警察は14日、札幌市手稲区にある札幌運転免許試験場で、免許更新に訪れた高齢運転者に対して交通安全指導をしました。
高齢者は、交通安全教育車「ほくと号」を使用した運転シュミレーターでの運転体験を通じて、自身の運転の傾向などを把握していました。
さらに会場では、自動ブレーキ機能が付いた安全運転サポート車の試乗も実施され、参加者は「自分でブレーキを踏むよりも(ブレーキが)しっかりかかる。ぶつからないのは安心」と話していました。
警察は「踏み間違いによる悲惨な事故を未然に防ぐためにも、加齢におる身体機能の変化などを把握してほしい」と呼びかけるとともに、今後も啓発をしていく予定です。