欧州CL敗退のバルセロナMFギュンドアン 一発退場で展開激変させたDFアラウホに苦言「失点した方が良かった」

 イルカイ・ギュンドアン=2019年撮影

 「欧州チャンピオンズリーグ・準々決勝第2戦、バルセロナ1-4パリ・サンジェルマン」(16日、バルセロナ)

 サッカースペイン1部リーグ、バルセロナのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが欧州チャンピオンズリーグ(CL)敗退を受け、一発退場で早々に1人少ない状況にしたチームメイトのウルグアイ代表DFロナウド・アラウホを非難した。

 ギュンドアンは試合後に「これはチャンピオンズリーグの試合で、相手がどこだろうと退場者が出て逆転するというのは不可能。レッドカードの前にはリードしていたし僕らは試合をコントロールしていたという感覚があった。(問題のシーンで)ボールを取れるという確信がなければならない。そうでなければ失点するか相手FWに1対1を許すほうが良い。試合序盤に1人少ない状況にするというのは致命的」とした。

 パリ・サンジェルマン(PSG)との欧州CL準々決勝はバルセロナがアウェーの第1戦で勝利(2-3)。16日にバルセロナで行われた第2戦では先制するも、前半29分にアラウホがレッドカードで退場となってから展開が一変した。PSGがフランス代表FWエムバペの2得点などで4-1と逆転、同大会のベスト4進出を決めた。

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