スギ・ハッサク・レモンなど36本を伐採した疑い「悪意ではなく屋根に当たっていた」 福岡

家の隣にある果樹園の木を伐採したとして、福岡市の63歳の男が17日、逮捕されました。警察は、果樹園を所有する近所の住人とのトラブルが原因とみて調べています。

器物損壊の疑いで逮捕されたのは、福岡市城南区東油山の無職、豊福正毅容疑者(63)です。

警察によりますと、豊福容疑者はことし2月から3月にかけて、複数回にわたって自宅の隣にあるスギ・ハッサクやレモンなどの木あわせて36本をノコギリのようなもので伐採した疑いです。

被害額はおよそ100万円で、伐採された木はその場に放置されていたということです。

豊福容疑者は警察の調べに「果樹園の木を切ったことは間違いない」と容疑を認めています。

また、伐採した理由については「持ち主を困らせようと悪意を持って木を切ったわけではなく、自宅の倉庫の屋根に木が当たっていたから」などと話しているということです。

警察は果樹園を所有する近所の住民とのトラブルが原因とみて調べています。

© 株式会社福岡放送