山田ローラ、子どもを思う気持ちは同じでもこうも違うものなの?! 夫の対応

7才の双子、3才の女の子、2022年9月には4人目を出産した4児のママであり、たまひよONLINEの連載が人気の山田ローラさん。現在は、九州のチームでプレーするラグビー元日本代表の山田章仁選手とともに福岡県での生活を満喫中の山田ファミリー。
今回は、夫とローラさんの子どもたちへの接し方の違いについて教えてくれました。

日本での仕事を再開した山田ローラ、4人の育児と家事、仕事の両立のカギは、夫?それとも?!

私から見た夫のやり方

季節の変わり目で普段は元気いっぱいの子どもたちも少し体調を崩し気味。熱を出して寝込んでしまった時は、基本私がお世話する役に回ります。たまに夫がお世話する機会もありますが、私のお世話の仕方と対照的すぎてこれぞ文化の違いか?? と夫婦でビックリしてしまいました。

アメリカ育ちの私は、アメリカの医療事情も相まって、よほどのことがなければ病院には行きません。熱が出たとしても数日は市販の解熱剤などで対処します。風邪以上の症状が出たり、すごい高熱が出た場合にしかクリニックには行きません(ただし、赤ちゃんの場合はすぐに診察してもらいます)。一方、夫の場合は、(コロナが流行る前は)鼻水が出始めたらすぐに耳鼻科に連れて行き、吸ってもらっていました。今でも自宅用の鼻水吸引器を購入してすぐに鼻水対策、熱が出た場合はすぐに病院へ!とりあえずプロに任せよう!!と行動する派です。もちろんすぐに病院に行ける環境にある日本はとても素晴らしいし、できるなら私もそうしたいけど... なんとなく自分が育った環境からなのか普通の風邪かな?って思ったら少し様子を見がちです。でも、親の勘もあるのでいつもと違うかも?!って感じた時はすぐに診てもらっています。

私が様子見を選択した場合、まず身体を冷やして熱を下げることから取り掛かります。首元、脇、足の付け根などに保冷剤をあて、子どもが冷たいと言っても根気よくつきっきりで冷やします。ブランケットも通気性がいいガーゼ素材に変えて、とりあえず熱を籠らせず、下げることを優先します。

対して夫は、子どもの心地よさ優先。
おでこに冷たいタオル、水枕を用意し、子どもが寒いって言えば布団をかぶせてあげます。たまに夫アレンジのモフモフぬいぐるみに囲まれている場面も見かけたことがあります。可愛いけど...暑くないのか?!

唯一同じなこと、それは飲み物と…

具合が悪い時のごはんも対照的で面白いです。
私の場合は消化がいい物を優先。お粥やお茶漬け、うどんなどです。ハワイに住んでいた時は、チキンヌードルスープにクラッカー。喉が痛い時には、ゼリーやプリン、シャーベットなども。
対して夫は食べたいものを食べさせる派で、子どもがリクエストすればなんでもOK! ガッツリ食べた方が栄養が取れるし、どんどん食べろー!って感じです。

ここまで、完全に対照的だった私たちですが、飲み物だけは一致してお水かスポーツ飲料の2択。しかし、ハワイにいる時だけはフルーツジュースなどがメインになります。(特にビタミンCたっぷりのオレンジジュース)

そして、少し体調がよくなってきたら、私は家でゆっくりしてもらいたい派。テレビでもいいし、読書やお絵描きなどあまり体力を使わないアクティビティをしてもらいたいです。しかし夫は、少しでも元気になったら外で走り回れー!派です。笑 汗をかいたらすぐ治る!っていつも言っています。もはやこれは文化の違いというより、アスリートだから?って感じですが。笑

こんな感じで、子どものお世話ひとつとっても、夫婦間での違いはたくさんありますが、子ども達の健康を第一で考えての行動だということは互いに理解しているので、尊重するところは尊重して、これからも風邪に負けない元気な山田ファミリーを目指していきたいと思います!

文・写真/山田ローラ 構成/たまひよONLINE編集部

●記事の内容は2023年4月の情報で、現在と異なる場合があります。

山田ローラ、子どもたちの日本語を学ぶ力に日々感心、でも英語も忘れてほしくない!

山田ローラ

PROFILE
タレント・コラムニスト。1988年9月23日生まれ。アメリカ・アイオワ州出身の日米ハーフ。アメリカで大学を卒業後、日本でモデルデビュー。2015年3月にラグビー選手の山田章仁さんと結婚、2016年9月に男女の双子を出産。2020年9月に二女、2022年9月に第4子となる三女をハワイで出産し、1男3女の子育て中。2023年から拠点を日本に移し、現在は、「ももち浜ストア」の金曜日レギュラー、「やまだんち」の2番組に出演中です。

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