新ライフスタイルブランドを立ち上げたメーガン妃に専門家が「もっと活動範囲を広げるべき」

メーガン妃(ロイター)

メーガン妃の新ブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」は初商品となる自家製イチゴジャムの試作品を50個限定で作り、各界の有力インフルエンサーに贈呈した。だが専門家は「もっと活動範囲を広げるべき」と指摘した。英紙ミラーが17日に報じた

発売のニュースを受けて、ブランド評論家ロン・トロシアン氏は「メーガン妃は初めての製品紹介において独特のアプローチで消費者の注目を集めたが、今からジャムの正式な(一般的)消費者向け発売までの間に活動範囲を拡大する必要がある」と語った。

さらに同氏は「メーガン妃は常にファンや批評家の監視下にあることを承知して、プロジェクトの発表に隠密的なアプローチをとってきた。しかし、注目を集めるのと実際の売り上げを上げることは違う。彼女は次の展開に焦点を当てたマーケティングのアプローチを見つけなければならない」と指摘した。

贈呈されたのが50人のインフルエンサーのみという点でも「メーガン妃がどのような人物なのか、そして彼女がブランドとしてアメリカン・リビエラ・オーチャードにどのようにアプローチしてきたのかを考慮すると、この方法は理にかなっている」と述べつつ「彼女は公の場で誰と付き合うかにこだわってきたので、新商品を送るためにインフルエンサーを選んだことは、彼女が守り続けようとしているイメージと一致している」と皮肉交じりに語った。

同氏は「50人の個人にのみ贈呈するということは、独占性と希少性を意味する。消費者の興味と関心が高まっているのかについては、依然としてほとんど情報がありません」と話し、今後は一般消費者もターゲットとしたブランドのマーケット拡大が必須になると示唆した。

果たして一般の消費者にも手が届くような展開となるのだろうか。

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