詐欺被害を未然に防いだとして、山口銀行の行員2人に感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは山口銀行上宇部支店の米倉希美さんと宇部支店の金子恵里香さんです。
3月14日、200万円の振り込みを申し出た80代の女性に対し窓口で対応した金子さんと上司である米倉さんが詳しく聞いたところ、著名人を語る人物らとSNSでやりとりをしてお金を振り込むよう指示があったことが分かりました。
2人は、詐欺の可能性が高いことを伝え、その場で警察に通報し被害を防ぎました。
金子さんは去年8月にも詐欺の被害を防いでいて、今回で2度目の表彰です。
山口銀行宇部支店 金子恵里香さん
「未然に防ぐことができてよかったなと思ってます」
山口銀行上宇部店 米倉希美さん
「お客様の預金を守ることができたらと思います」
宇部市内では今年1月ごろ「株式投資すれば利益が得られる」などのSNSでのうそのやりとりで、50代の女性が現金2000万円をだまし取られる被害が出ています。
宇部警察署 生活安全課 山田亮介課長
「警察だけの力ではなくて、こうした関係機関の方々の協力を得て、今後も防犯活動を進めていきたいと考えています」
宇部警察署は、被害に遭わないために疑いの目を持ち、周りに相談して欲しいとしています。