中森明菜、6年半ぶりイベントにファン「絶対に当てたい」 歌唱動画では『ジプシー・クイーン』公開

中森明菜【写真:X(@akinan_official)より】

所属事務所「詳細は公に発信予定はございません」

歌手の中森明菜(58)が、59歳の誕生日となる7月13日に合わせ、ファンクラブ会員を対象にしたイベントを開催することが17日までに判明した。所属事務所はENCOUNTの取材に「現段階では、7月にファンクラブ会員様向けに有料のイベントを予定しております。詳細につきましては、公に発信する予定はございません」などと回答した。

明菜がファンの前に姿を見せるのは2017年12月のディナーショー以来、6年半ぶりとなる。以降は体調不良で長期療養していたが、明菜は17年末から長期療養をしていたが、昨年12月24日にYouTubeチャンネルを開設。歌唱動画のアップを始めた。

最初に公開されたのは、6分26秒のモノクロ動画で、レコーディングをする明菜の姿がモノクロで映し出された。大ヒット曲『北ウイング』(1984年)をセルフカバーした『北ウイング―CLASSIC―』を作曲家・林哲司氏の『林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ』(昨年11月8日発売)に収録した時のもので、スローテンポにした同曲を歌った。

そして、ワーナーミュージック・ジャパンが今月1日、明菜のデビュー42周年記念日、5月1日まで毎週水曜日に明菜が5週連続でセルフカバーした動画を公開すると発表。3日に『TATTOO』(88年リリース)、10日に『BLONDE』(87年)、17日午前10時ごろには『ジプシー・クイーン』(86年)が公開された。3曲の再生回数は、17日午後6時時点で『TATTOO』(約481万回=2週間)、『BLONDE』(約256万回=1週間)、『ジプシー・クイーン』(約48万回=8時間)を記録している。

いずれもジャズバージョンで、最新の『ジプシー・クイーン』の動画では黒のニット、ワインカラーのパンツルックで登場。笑顔でマイクの前に座り、低音を基調に感情を込めて歌い上げた。しっとりとした歌唱でファンはネット上で「これもいい」「かっこいい歌声」「ジャズアレンジで切なさが増した」などとコメント。6年半ぶりに姿を見せることについては、ファンクラブ内で約2週間前に発表されていたことから、「エイプリールフールのネタではなくて良かった」「絶対にチケットを当てたい」などの声が上がっている。ENCOUNT編集部

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