ワシントンで中米金融作業部会の第4回会合開催

 17日の中国人民銀行〈中央銀行〉サイトによると、中米金融作業部会の第4回会合が16日、米ワシントンで開催された。今回の会合は中国人民銀行の宣昌能副総裁と米財務省のニーマン次官補が共同議長を務め、中国側から国家金融監督管理総局、証券監督管理委員会〈証監会〉、米国側からは連邦準備制度理事会(FRB)、証券取引委員会(SEC)、商品先物取引委員会(CFTC)、連邦預金保険公社(FDIC)などの各関係機関がそれぞれ出席した。イエレン財務長官が中米金融作業部会の中国側代表団と会見した。

 双方は両国の通貨政策と金融の安定、金融監督管理〈規制〉協力、金融市場の制度的アレンジメント、クロスボーダー決済とデータ、持続可能な金融、マネーロンダリング(資金洗浄)とテロ資金供与対策、金融インフラおよびその他双方が関心を寄せる金融政策の議題についてプロフェッショナル、実務的、率直誠実かつ建設的な意思疎通を図った。会合ではさらに両国の金融監督管理の枠組みに関する双方の技術専門家チームの報告を聴取した。双方は意思疎通を継続していくことで合意した。〔東京4月17日発中国通信〕

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