Netflixの人気ドラマシリーズ『ウェンズデー』のシーズン2に、『レザボア・ドッグス』やドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』で知られるスティーヴ・ブシェミが出演することがわかった。
『ウェンズデー』は、『アダムス・ファミリー』に登場するウェンズデーを主人公に、鬼才ティム・バートンが監督・製作総指揮を務めドラマシリーズ。ネバーモア・アカデミーに通うアダムス・ファミリーの長女ウェンズデーが超能力を学びつつ、超常現象の謎に迫る推理ミステリーだ。
Varietyによると、ブシェミの役柄は明らかになっていないものの、情報筋の話では、ネバーモア・アカデミーの新任校長役だという。シーズン2について詳しいことは明らかになっていないが、ウェンズデー役のジェナ・オルテガがカムバックする。
ブシェミはコメディからシリアスなドラマまで幅広く演じることのできる人気俳優として知られ、クエンティン・タランティーノ監督の『レザボア・ドッグス』や『パルプ・フィクション』、コーエン兄弟の『ファーゴ』、アーマンド・イアヌッチ監督の『スターリンの葬送狂騒曲』などに出演している。
『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』のほか、ダニエル・ラドクリフと共演の『Miracle Workers（原題）』や『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』などテレビドラマにも出演。また、『30 ROCK／サーティー・ロック』や『アンブレイカブル・キミー・シュミット』など人気ドラマにゲスト出演も果たしている。
主演ドラマ『ボードウォーク・エンパイア』などでエミー賞に8度ノミネート。『Park Bench with Steve Buscemi（原題）』で同短編バラエティシリーズ賞を獲得している。
2022年11月に配信された『ウェンズデー』は、瞬く間に人気を集め、Netflix史上最多視聴された作品のひとつになった。エミー賞では12部門にノミネートされ、見事4部門受賞している。シーズン2は、昨年の脚本家組合と俳優組合のストライキで延期されていたが、この後4月後半からアイルランドで撮影を開始する予定。
