ドラマー視点のYOASOBIのライブ映像に注目 「アイドル」を全身全霊で演奏

歌手や小編成の音楽ユニットのコンサートを支えるバックバンド(サポート・ミュージシャン)。

演奏という面からライブパフォーマンスのクオリティを直接左右する重要なポジションである一方、脚光を浴びる機会はそう多くはありません

もちろん、コンサート中に主役のアーティストから、バックバンドのメンバーとして紹介されることはよくあります。

しかし、いわゆるライブ映像などでは、時折インサートとして演奏している様子が挟まれる程度なのが通例です(もちろん、バックバンドはあくまでも主役のアーティストを支える裏方なので、当然ではあります)。

その上で注目したいのが、4月13日にYouTubeで公開されたこちらの動画。

全編バックバンドのドラム演奏のみが収められた、YOASOBIのライブの「Live Drum Cam」動画です。

「愛とリスペクトを込めて全身全霊で叩きました」

この演奏動画を投稿したのは、ドラマーのTatsuya Amanoさん。

メタルコアバンド・Crossfaithのドラマーとして活躍しており、2023年12月からYOASOBIのサポートメンバーをつとめています(外部リンク)。

今回の動画は、YOASOBIが2023年12月17日に韓国・ソウルで開催した、初のアジアツアー追加公演で撮影されたもの。

世界的ヒットを記録したYOASOBIの代表曲「アイドル」をダイナミックに叩く、Tatsuya Amanoさんのパフォーマンスが、全編にわたり収められています。

(ミックスバランスの観点から見ても、全面的にドラムにフォーカスされています)

Tatsuya Amanoさんは動画と合わせて、「愛とリスペクトを込めて全身全霊で叩きました」とXに投稿。

その告知投稿を引用する形でYOASOBIも「YABASUGI」と反応・拡散しており、サポート・ミュージシャンへのリスペクトをうかがわせています。

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