山口市では、青空の下、こいのぼりに見守られながら、子どもたちがアユを放流しました。
今年で33回目のアユの放流は子どもたちに「川をきれいに」の気持ちを持ってもらおうという狙いです。
地元の園児や仁保小学校・中学校の児童生徒らおよそ110人が参加しました。
椹野川漁協が用意したアユは大きさが10センチほどが4000匹。
バケツリレーで川岸へ運ばれます。
中学生たちは重いバケツを協力して運んでいました。
初めてアユを見る園児も多く、バケツの中で元気に泳ぐ姿に興味津々です。
声をかけながら放流していました。
県内全域で気温が上がり、4つの観測地点で夏日を観測。さわやかな、初夏のような陽気で、青空を気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりの下、子どもたちの賑やかな声が響いていました。
園児
「アユの赤ちゃんかわいかった」
「めっちゃぬるぬるやった」
仁保自治会 山本伸雄会長
「みんなのこの仁保川を、あるいは道も含めてきれいに保つような気持ちを養っていただければ本当に私どもの目的が達成されているのかなというような気がいたします」
アユはおよそ20センチまで成長するということです。