名古屋駅近くの線路脇の「のり面」崩落事故、名鉄発注の工事が原因 ひび割れを事前に把握

メ~テレ(名古屋テレビ)

3月、JR東海道線の名古屋駅近くで起きた線路脇の「のり面」崩落は、名鉄が発注した工事が原因だったことがわかりました。

3月12日、名古屋駅から500m北でJR東海道線の線路脇の「のり面」が16.5mに渡り崩れました。 JR東海道線は約6時間、名古屋駅と岐阜駅の上下線で運転を見合わせました。 17日、名鉄の工事を担当していた安藤・間は現場近くで行っていた工事が原因だったと発表しました。 信号設備などの工事で、2月に行った地表から1.8m掘削する工事の影響で、のり面に複数のひび割れが発生しました。 そこに当日の雨が浸み込んでのり面が崩れたとみられると言うことです。 安藤・間は、ひび割れについて、事前に把握していたと言うことです。 今後は、工事の影響予測を十分に行い必要な対策をとっていくとしています。

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