企業版ふるさと納税に100万円 株式会社がんこ茶屋  「伊勢原市への恩返しに」 伊勢原市

(左から)山岸英明社長、高山市長、山岸明生副社長

伊勢原市役所で4月9日、企業版ふるさと納税に100万円の寄付をしたとして、平塚市の東豊田工業団地内に本社を置く株式会社がんこ茶家(山岸英明社長)に感謝状の贈呈を行った。

同社は1990年創業、健康茶や中国茶などの製造・卸売業を行う。当日は山岸社長と副社長の山岸明生氏が高山松太郎市長を訪れ、ふるさと納税の目録を手渡した。

山岸社長は「息子、娘や孫たちが竹園小、伊勢原中でお世話になっている。恩返しの思いを込めて寄付させていただいた」とし、「さまざまなことが税金で賄われている。起業して30数年、黒字経営を続け、しっかりと税金を納め続けることが自身の社長としての信念」と語った。

高山市長は「大変ありがたい。地方創生の取り組みに利用させていただく」と山岸社長に感謝状を贈った。寄付金は小中学校の楽器や教材など教育分野の事業に活用される予定。

山岸社長は8月の決算後に会長職に就任、息子の明生氏が社長に就任するという。

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