北九州では3800万円、佐賀では1200万円 ウソの投資話でだまし取られる

SNSで知り合った海外の資産運用会社をかたる人物からウソの投資話を持ちかけられ北九州市の40歳の男性が3800万円あまりをだまし取られました。

警察によりますと北九州市八幡西区に住む40歳の男性はことし1月、SNSアプリ「LINE」上で投資関連の広告にアクセスしたところ海外の資産運用会社をかたる人物と知り合い投資グループに招待されました。

外国為替証拠金取引、いわゆるFXへの投資目的で、今月10日までに指定された口座に10回にわたり、合わせて3800万円あまりを振り込みだまし取られました。

男性は、ダウンロードを指示されたアプリ上で利益を確認していましたが、その後、出金できなかったことから被害に気づき17日、警察に届け出ました。

一方、佐賀市でも60代の女性が、SNSで知り合った企業経営者を名乗る人物から「原油は株式に比べてリスク回避の属性がある。」「原油と株式を一緒にするのが最良の方法。」などと投資話を持ちかけられ、先月30日から今月13日の間に、およそ1200万円をだましとられています。

警察は「SNS上での投資の話は詐欺。」「面識の無い人からの投資話を信用しないで。」と注意を呼びかけています。

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