「23歳の女子高生」傷害の疑いで逮捕…いったいどういうこと? 警察に聞いた【一問一答】

宮城県警察本部(写真:森田直樹/アフロ)

4月16日、宮城県登米(とめ)市の自宅で、50代女性の両肩を押して転倒させ、腰にけがをさせたとして、市内の23歳の女子高生が傷害の疑いで逮捕された。

警察は2人の関係性について明らかにしていないが、女子高生は「間違いありません」と容疑を認めているという。

SNSでは「23歳の女子高生」というワードに反応した人が多く、実際、Xでは

《偶然見かけた記事に23歳の女子高校生って書いてあったけど、、ん?どゆこと?》

《定時制の表記がないって事は、3.4回ダブったのかな? って、マジで思った》

《5年留年してるのかな?23歳女子高生(自称)じゃないの?》

《成人してるんだから23歳の女で良くない?》

など、多くの疑問や意見が寄せられていた。

本誌は、この謎を解くため、所轄の宮城県警佐沼警察署に取材の電話を入れた。

本誌:23歳の女子高校生が話題になっているのですが、どういった事情なのでしょうか?

副署長:まあ、なんて言うんですかね。いままで卒業しなかったって言いますか。いろいろあって。

本誌:全日制、定時制、通信制のどれでしょうか?

副署長:県立の全日制高校に通っています。3年生で在席しています。

本誌:いろいろあって出席できなくて、留年したりとかですか?

副署長:そうですね。

本誌:日本人ですか?

副署長:日本人です。

本誌:なぜ卒業できなかったのか、理由はよくわからない?

副署長:まあそうですね。いろいろあったんでしょうね。家庭の問題とかね。うーん、いろいろあったんでしょうねえ。

本誌:被害者のケガの程度は大したことない?

副署長:そうですね。

本誌:まだ、勾留しているのですか?

副署長:はい。もちろん、送検はします。その後は検事さんの判断ですね。

事情はどうあれ、罪を償い、無事に高校を卒業できるといいのだが……。

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