県内初“柴犬の警察犬”目指す犬も…富山県警が嘱託警察犬の審査会開催 家庭で飼われている21頭が参加

犯罪捜査などで活躍する警察犬の審査会が17日富山市で開かれ、「鼻の捜査官」を目指して21頭が挑戦しました。

審査会は、犯罪捜査や行方不明者の捜索活動にあたる県警の「嘱託警察犬」を選ぶもので、今年は富山県内の家庭で飼われている21頭が審査にのぞみました。

このうち、県内初となる柴犬の警察犬を目指して参加したのは10歳の「ちゃこ」ちゃん。
初めて挑戦した去年は不合格となり、今年も再チャレンジです...。

「発見!」

箱に隠れた遭難者役の警察官を探し出す「捜索救助」を2回とも成功させて、トレーニングの成果をアピールしていました。

*飼い主は
「まさか2回も発見するとは思いもしなかった。捜索とかくれんぼが好きで(参加した)。(犬の強みは)人間にはない嗅覚だと思う」

最近は高齢者の捜索活動などで嘱託警察犬が出動する機会が増えていて、鼻の捜査官の重要性も増しています。

審査の結果は2週間以内に発表され、合格した犬は6月1日から1年間、「嘱託警察犬」として出動に備えます。

© 富山テレビ