原子炉関連部品が脱落…停止中の志賀原発1号機 地震の影響か 北陸電力「安全上問題はない」

北陸電力の志賀原発1号機で、原子炉の関連部品が脱落していたことがわかりました。

北陸電力によりますと、これは3月の点検でわかったもので、能登半島地震の影響と見られています。

脱落した部品は、核分裂を制御する「制御棒」を炉心に出し入れする装置のカバーが落下した場合に支える部品の一部で、原発の安全上重要な設備には含まれていません。

1号機は現在停止中で、すでに核燃料はないことから、北陸電力は「安全上問題はない」としています。

志賀原発では、元日の能登半島地震で1号機建屋地下で震度5強相当の揺れを観測。変圧器が壊れるなどのトラブルが確認されています。

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