岐阜の名水50選 宇津江四十八滝で滝開き 岐阜県高山市国府町

宇津江四十八滝=17日午前、高山市国府町

  高山市国府町の県立自然公園「宇津江四十八滝」で17日、滝開きが行われ、市や観光協会の関係者らが今シーズンの安全を祈願しました。

  宇津江四十八滝は、県の名水50選に数えられており、標高1200メートルの山々の清流を源とする大小13の滝めぐりを四季折々に楽しむことができます。

  滝開きの安全祈願会(え)は 「不動明王」の祠(ほこら)を見上げる「平滝」の前で行われました。安国寺の堀祥岳住職が読経し、滝つぼに米と塩をまいて厄を払い、関係者ら約30人が今シーズンの来場者の安全を祈願しました。

  滝を管理する飛騨国府観光の倉坪和明社長は「宇津江四十八滝は他に勝るアウトドアエリア。多くの皆さまに、四季折々の自然を楽しんでほしい」とあいさつしました。

  昨シーズンは3万9千人の来場があり、今シーズンは4万人の来場を見込んでいるということです。

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