年々ニーズが高まる訪問看護の支援拠点が秋田市に誕生しました。住み慣れた地域で最後まで暮らすことを望む人に質の高い看護提供をめざします。
秋田市のアトリオンに17日開設されたのは秋田県訪問看護総合支援センターです。高齢化が進む県内で需要が高まる訪問看護の課題解決に向け県が設置し、各事業所の運営の支援や人材確保などに取り組みます。
県によりますと、県内は訪問看護を行う81の事業所があり、2026年度までに90に増やす計画です。ニーズは高まっているものの事業所の数が少ないことに加え現在稼働している事業所の大半も訪問看護師の数が5人以下と小規模であり人材の確保が喫緊の課題です。
センターでは7月からスキルアップ研修や、キャリアアップの支援を進め訪問看護の質の向上に取り組む予定です。