「もう悩み過ぎちゃいます」多様化進むランドセル SDGsな素材も 百貨店でフェスティバル開催=静岡

2025年の新1年生に向けたランドセル選びが熱を帯びています。2024年4月17日、特設売り場を開設した静岡市の百貨店では、環境に配慮したものなど新しい形のランドセルが並びました。

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17日から静岡伊勢丹で始まった「ランドセルフェスティバル」。会場には400点を超えるランドセルが集まり、過去最大の規模になりました。

<訪れた人>
「(昔は)こんなにデザインとかも豊富じゃなかったですからね、今はもう悩み過ぎちゃいます」
「最近はピンクとか水色とか紫が好きって言っている」

デザインなどが多様化したことに伴い、人気のランドセルは早くに売り切れてしまうため、ランドセル商戦は年々早まっているといいます。そんな中、デザイン以外の部分で差別化をはかったランドセルも登場しました。

<静岡伊勢丹アシスタントバイヤー 井澤友明さん>
「こちらの『UMI』のランドセルはナイロン素材。実際に漁業で使っていた網の、廃棄処理しきれないものを再利用して作っているSDGsな素材になっている」

本来、捨てられてしまうものを活用したランドセルは、子どもたちに環境問題について考えてもらうきっかけになるかもしれません。ランドセルフェスティバルは4月22日まで開催されます。

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