中国軍東部戦区「国家主権を断固守る」 米軍機の台湾海峡通過で談話

中国軍東部戦区「国家主権を断固守る」 米軍機の台湾海峡通過で談話

中国国防部ホームページのスクリーンショット。(資料写真、北京=新華社配信)

 【新華社北京4月17日】中国人民解放軍東部戦区の李熹(り・き)報道官(海軍上級大佐)は17日、米軍のP8A対潜哨戒機の台湾海峡通過を受けた談話で「法律法規に基づき処理した。国家の主権を断固守る」と表明した。

 李氏は次のように述べた。米国のP8A対潜哨戒機1機が17日、台湾海峡を通過し、公然と騒ぎを起こした。東部戦区は戦闘機を組織し、米軍機の通過行動に対して追跡、監視、警戒を行い、法律法規に基づき処理した。戦区の部隊は常に高度な警戒を維持しており、国家の主権と安全、地域の平和と安定を断固として守る。

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