衆院東京15区補選 保守党・飯山陽氏 討論会ドタキャンの立憲・酒井菜摘氏を猛撃

日本保守党の街頭演説会(左から百田尚樹代表、候補者の飯山陽氏、有本香事務総長)

衆院東京15区補選(28日投開票)で、日本保守党の飯山陽氏が17日、有明コロシアム前での街頭演説会で、前日の候補者討論会を欠席した立憲民主党の酒井菜摘氏を「逃げた」と批判した。

告示日(16日)夜に公益社団法人東京青年会議所とユーチューブチャンネル「ReHacQ―リハック―」の共催によるネット討論会が行われ、立候補した9人中8人が出席。酒井氏だけが欠席し、主催者は「厳しいスケジュールの中、直前まで参加の方向だったが、最後調整がつかず欠席となった」と説明していた。

飯山氏は「昨日、討論会に行きました。〝立憲共産党〟の酒井さんにたくさん聞きたいことがあったが、ドタキャンですよ。忙しいからと言っていた。選挙に打って出ている当事者が同じ選挙区に立っている候補者と討論すること以上に大切なことって、いったい何があるのか。逃げたと思います。(選挙の情勢)調査でダントツ1位だからですよ。このまま余裕で逃げ切れると思っているから」とバッサリ。

各情勢調査で、酒井氏は他候補を大きく引き離しての優勢が伝えられている。

酒井氏の欠席については無所属の乙武洋匡氏も討論会最中に「共産党さんが支援して、〝立憲共産党〟と揶揄されている中で、憲法や外交、安全保障の話をどうするのかは多くの有権者が知りたかった。調整つかなかったというが、逃げたと思われても仕方がない」と批判していた。

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