鈴木宗男氏 東京15区補選立候補の拓大後輩の須藤元気氏にエール「〝戦う須藤元気〟に期待したい」

鈴木宗男参院議員

鈴木宗男参院議員は17日、国会内で開いた自身が主宰する「大地塾」の終了後、衆院3補欠選挙(28日投開票)について言及した。

自民党は衆院東京15区と長崎3区で独自に候補者を擁立せず不戦敗。島根1区は事実上の与野党一騎打ちバトルの構図となった。宗男氏はどうみているのか。

「私はですね、東京15区と長崎3区は不戦敗ですから論外です。自民党が(候補者を)出したくても出せなかったのが実態ですから。ただ島根1区は、ここが岸田政権、自民党の真価が問われるところで勝たなきゃいけない。特に島根は保守の牙城だったわけですから、ここで議席を失うことになれば全国に与える影響を極めて大きいと思います」

東京15区では元格闘家で前参院議員の須藤元気氏が無所属で立候補している。宗男氏は須藤氏の拓殖大学の先輩でこれまで交友を深めてきたという。

宗男氏は「須藤さんが(参院選で)なぜ立憲から出たのかわからない感じだったんですよ。だから、無所属になって(参院議員として)活動されてきたのは、当然だと思っていました。須藤さんは、消費税は今の状況では下げた方がいいとか、あるいは1回は凍結だとか、生活感のある話をしていますね。だから須藤さんへの期待感や考えが『いいぞ!』と思っている人は、相当いるのではないかなと思います」と話した上で、選挙中の須藤氏に対してこうエールを送った。

「あとは(選挙)運動の仕方だとか、どう(有権者に)アピールしていくかではないかと思う。私は個人的には、格闘家としてあれだけ頑張った男ですから、1つの道を歩んだ男ですから、いい結果を出してほしいと思っています。〝戦う須藤元気〟に期待したい。『頑張れ、須藤元気!』と言いたいですね」

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