【ロッテ】3連勝の吉井理人監督 鈴木昭汰の初セーブに「元気なのが鈴木しかいなかった」

ロッテ・鈴木昭汰

ロッテは17日の西武戦(ZOZOマリン)に2―0の零封勝ちを収め3連勝とした。

先発・西野が前回9日の同戦(県営大宮)の7回無失点投球に続き7回2/3を5安打無失点と粘り2勝目。8回二死一、三塁の場面で西野をリリーフした澤村が岸を三ゴロに打ち取る好リリーフ。そして2点リードの9回は鈴木昭が二死二塁のピンチを抑えプロ初セーブをマークし3投手による完封リレーを完成させた。

吉井理人監督はプロ初セーブを挙げた鈴木昭について「いつもより緊張している感じはあったが、よくゼロで抑えてくれました。(延長11回サヨナラ勝ちの)昨日たくさんピッチャーを使っちゃったんで元気なのが鈴木しかいなかったので、今日は鈴木でいきました。ああいう場面で経験積んでいいピッチャーになってほしいと思います」と緊急クローザーを託した左腕への思いを語った。

また西武戦2連勝の西野について「前回より少し制球が思った所に投げれていない感じがあったが、よく粘ってあそこまで投げてくれました。(116球については)投げれるリリーバーが少なかったので100ぐらいまでかなと思ったんですけど、ちょっと無理していってもらいました」と右腕の粘投をたたえた。

そして、8回に佐藤隼の外角チェンジアップを拾ったソトのダメ押しタイムリーについては「1球前に同じ球を空振りして、その球を仕留めた。あの辺は勝負強いなと思いました」と見事な4番の仕事をたたえていた。

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