なぜ長谷部誠は40歳で現役引退を決断したのか。「もう5、6年も続いている」

フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠が4月17日、記者会見を開き、今季限りでの現役引退を発表した。

2002年に浦和レッズでプロキャリアをスタートされてから22年。40歳となった鉄人はなぜ、このタイミングでユニホームを脱ぐ決断をしたのか。

フランクフルトの公式Xによれば、「家族などと相談して今が良い時期と総合的に判断しました」と話した長谷部は、「今年あまり出場していないのも原因です。出場していないと体に負担が大きい」と説明した。

「長年、いつかその瞬間が来ると感じていました。もう5、6年もそんな状態が続いています。今がやめるべき適切な時期だと思います」

【PHOTO】今季限りでの現役引退を発表…!40歳になった長谷部誠のキャリアを厳選ショットで振り返る!(2003~2024)
そして、「私の決断には2つの理由があります」と話し、こう続けている。

「(身体的に)回復に、より時間が必要になった。(精神的に)私は40歳で、次のステップへの準備ができています。今でもサッカーをとても楽しんでいますが、子供たちと一緒に楽しむこともできます」

先日、今季限りでの引退を発表した元日本代表FWの岡崎慎司に続き、またひとり日本のレジェンドがキャリアに終止符を打つ決断を下した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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