愛南で震度6弱 豊後水道震源の地震の影響 県内で7人ケガ 伊方原発は運転継続【愛媛】

愛媛県の沖合で17日午後11時14分頃、豊後水道を震源にするマグニチュード6.6、震源の深さ39キロの地震が発生し、愛南町で震度6弱、宇和島市で震度5強、南予の広い範囲で震度5弱、中予や東予で震度4を観測しました。津波の発生の恐れはありません。

18日午後3時35分時点の状況です。

消防によりますとこの地震の発生により県内では7人がケガ。松山市では高齢2人と20代女性1人が転倒するなどしてケガをし、東温市では60代女性が階段で転倒し指の骨を折ったということです。また宇和島市で94歳男性が割れたガラスで手を切ったほか、もう1人がケガをしました。東温市でも1人が病院に運ばれたということです。

四国電力によりますと、震度4を観測した伊方町にある伊方原発では3号機で33ガルを観測。設備の一部がバックアップ系統に切り替わり、発電機の出力が2%低下しているものの運転に影響はないということです。また停電は確認されてないとしています。

松山自動車道は大洲I~伊予ICの間が一時通行止めになりました。

愛媛県は災害対策本部を設置し情報収集にあたっています。

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