20代女性など3人けが 愛媛・高知で震度6弱 被害状況

17日午後11時14分ごろ、愛媛県と高知県で震度6弱を観測する地震があった。
この地震による津波の心配はない。

被害の状況をお伝えする。

震度6弱を観測した高知・宿毛市では、街灯が倒れて道をふさいでいるという。

また、市役所に水道管が破裂しているとの連絡が10件あったという。

空の便の影響。

全日空と日本航空によると、17日に運行する便はすでに終了しているということだが、18日については、日本航空は現時点で通常通り運航するとしている。
全日空は、情報収集中だという。

また、原子力規制庁によると、愛媛・伊方町にある伊方原子力発電所について、地震による異常は、いまのところ確認されていないという。

また、原発周辺の放射線量を測定するモニタリングポストの値にも異常はないという。

伊方原発は、3号機は稼働中だが、1号機、2号機については、すでに運転は終了していて廃炉作業が行われている。

このほか、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI、楽天モバイルともに通信への影響はないとしている。

また、消防によると、震度6弱を観測した愛媛・愛南町を含む愛媛県南部で、けが人は確認されていないという。

一方で、松山市などを含む愛媛県中部では、3人のけが人を確認していて、その内訳としては、20代の女性1人、性別がわかっていない高齢者2人だという。

© FNNプライムオンライン