【インドネシア】ハラル和牛販売、ベンチャーのMTJが現法[食品]

日本の食に関するコンテンツ開発や企画、運営事業を手がけるベンチャー企業のMTJ(北九州市)は16日、インドネシアにグループ会社を設立したと発表した。日本から、イスラム教の戒律で許されたことを示す「ハラル」和牛を輸入販売する。和牛専門の小売店の運営も行う。

現地法人MTJワギュウ・インドネシアを4日に設立した。和牛を含む日本の食品や飲料などの海外輸出をコーディネートするほか、企業の海外進出支援などの各種コンサルティングサービスも提供する。

このほか日本産ホタテをインドネシアに輸出するサポートも手がける。中国が日本産水産物の禁輸措置を発表して以来、行き場を失ったホタテのフードロスの解消につなげるのが狙い。

MTJは2023年11月に、タイに現地法人ワールド・ワイド・ワギュウを設立。同国でこれまで和牛の輸入販売を手がけてきたノウハウを活用する。

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