インドのITサービス大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は15日、ブラジル南部のロンドリナに新しいサービス拠点を開設すると発表した。向こう5年間で1,600人以上の雇用創出を見込む。
新たなセンターはロンドリナの従業員を1カ所に集め、事業変革や人工知能(AI)などの分野でブラジルや世界各国の顧客にITサービスを提供する。
ブラジル事業を統括するブルーノ・ロシャ氏は「新たな拠点は当社のブラジルに対する継続的な取り組みと地元の人材に対する信頼を示している」と話した。
TCSは2018年からロンドリナに拠点を置き、市内で1,700人を雇用している。ブラジルでは20年以上にわたって事業を展開しており、ロンドリナのほか、サンパウロとリオデジャネイロに進出している。