すぐそこに「2匹用のベッド」があるけれど 猫2匹の尊い選択が話題

「小さなベッドでぎゅうぎゅう」になった2匹の姿に悶絶

あえて狭い寝床に入り、ギュウギュウになって眠る猫ちゃんがX(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@torotolo106106」さん。

当ポストには2024年4月5日時点で1300件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、犬猫の生涯必要経費についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

ピンクのベッドは「猫1匹用」ですが……

「左上に2匹用の青いベッドがあるのに1匹用のピンクのベッドで寝る猫たち」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。

そこに写っているのは2匹の猫ちゃん。ピンク色の丸いベッドのなかで、抱き合うようにして眠っています。奥にいるのは「とろ」くん、手前にいるのは「おにく」くん。2匹揃って、狭いベッドにスッポリ入り込むようすがほほえましいですね……!

写真左上に写る「青いベッド」は2匹用の広い物だそうですが……あえて「狭い場所」を選ぶとろくんとおにくくんからは、仲の良さが伝わってきます。

「広いハウス」でも、仲良くくっついていた!

「小さなベッドでぎゅうぎゅう」になった2匹の姿は、大勢を癒したようです。

ポストには多数のいいねのほか「やっぱり一緒に居たいのがわかりますね~」「むぎゅっとくっついていたいのね(笑)」など、ホッコリした人からのコメントが集まりました。

やっぱり「ぎゅうぎゅう」

ちなみに2匹は、大きなペットハウスでも、くつろぐときは仲良く密着。モフモフのお腹を出して、安心しきった様子に癒されますね……!

「ぎゅうぎゅう」でもくっついていたいんだよね。

@torotolo106106さんのXアカウントでは、とっても仲の良いとろくんとおにくくんの日常を多数公開中です。気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか。

左上に2匹用の青いベッドがあるのに1匹用のピンクのベッドで寝る猫たち pic.twitter.com/bzo4osFGvS

— とろ、おにく (@torotolo106106) March 30, 2024

犬や猫を飼うために必要な「生涯必要経費」

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
犬や猫を飼うためには、フードや医療費はもちろんのこと、予防接種費、去勢手術の費用など、多くの経費を必要とします。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果を元に、犬、猫それぞれの「生涯必要経費」はいったいどのくらいなのか、2021年から2023年のデータをご紹介します。

犬の生涯必要経費は、個体差には大きく左右されない結果に

まずは、犬の生涯必要経費を見ていきましょう。
犬の大きさ別にそれぞれご紹介します。
※()内は平均寿命
※ 犬の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出

【2021年】生涯必要経費

  • 犬全体:244万8784円(14.65歳)
  • 超小型:253万2347円(15.30歳)
  • 小型:217万3910円(14.05歳)
  • 中型・大型:231万7006円(13.52歳)

【2022年】生涯必要経費

  • 犬全体:251万7524円(14.7歳)
  • 超小型:246万8346円(15.31歳)
  • 小型:246万133円(14.28歳)
  • 中型・大型:305万5401円(13.81歳)

【2023年】生涯必要経費

  • 犬全体:244万6068円(14.62歳)
  • 超小型:255万4012円(15.07歳)
  • 小型:238万2200円(14.29歳)
  • 中型・大型:¥255万9186円(13.86歳)

2023年の中型、大型犬の飼育費用は昨年を下回っています。特に大型犬の飼育費用は、昨年より約50万円も下回る結果となりました。
続いて、猫の生涯必要経費を見ていきましょう。

猫の生涯必要経費は、内猫と外猫で30万円の差がある

猫の生涯必要経費も見ていきましょう。
内猫(主に室内で飼育)、外猫(主に屋外で飼育)別にそれぞれご紹介します。
※()内は平均寿命
※ 猫の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出

【2021年】生涯必要経費

  • 猫全体:153万5678円(15.66歳)
  • 外に出る:136万2622円(13.75歳)
  • 外に出ない:168万8932円(16.22歳)

【2022年】生涯必要経費

  • 猫全体:131万6467円(15.62歳)
  • 外に出る:132万3874円(14.24歳)
  • 外に出ない:130万1776円(16.02歳)

【2023年】生涯必要経費

  • 猫全体:149万8728円(15.79歳)
  • 外に出る:124万9906円( 14.18歳)
  • 外に出ない:153万4047円(16.25歳)

2023年のデータでは、内猫と外猫で、生涯必要経費に30万円近くの大きな開きがみられました。
このように、ペットを飼育するには、猫で約150万円、犬で244万円と、決して少なくない費用がかかることがわかります。

迎え入れた家族同然のペットを、その寿命まで飼育するには責任が伴います。
本当に飼い続けられるか、ペットを飼う前によく考えることが重要ですね。

とろくんとおにくくんは「似ていないようで似ている」

さて、投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――普段はどのような子ですか?

「とろ」は甘えん坊で「おにく」は食いしん坊です。おにくはとろのことが大好きなお兄ちゃんっ子です。

――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?

おやつの入っている箱を開けるだけで一目散に飛びついてきます。

飼い主がキッチンに立つと「おやつを貰える」と勘違いして、足元にスリスリしておねだりしてきます。

――自慢のポイントは何ですか?

とろは、普段は「きゅるん」としていて可愛いですが、たまに見せるあくびやおやつのときの豹変ぶりが魅力だと思います。おにくは角度によって「別の猫か?」というくらい、顔や体型の見え方が変わるところです。

――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントはございますか?

とろは鼻と肉球がピンク、おにくは鼻と肉球が茶色。そんな2匹は「揃ってお腹が白いところ」がチャームポイントです!

似ていないようで似ている2匹を、今後ともよろしくお願いします。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @torotolo106106
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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