イーサン・コーエン監督最新作「ドライブアウェイ・ドールズ」、マーガレット・クアリーに注目!

アカデミー賞監督、イーサン・コーエンの最新作『ドライブアウェイ・ドールズ』が6月7日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか、全国公開される。

本作は、アカデミー賞作品賞&監督賞を受賞した『ノーカントリー』のイーサン・コーエン監督最新作。長年、兄のジョエルとともに〝コーエン兄弟〟として、数々の作品を手がけてきたイーサン・コーエンは、劇映画としては初となる単独監督を務める。そして今回は、妻のトリシア・クックと共同で脚本・製作を手がけた。

キャストには、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で注目を浴び、『哀れなるものたち』に出演するマーガレット・クアリーや、MCUの新作『Thunderbolts(サンダーボルツ/原題)』への出演が報道され、注目を集めるジェラルディン・ヴィスワナサンのほか、ドラマシリーズ「マンダロリアン」「THE LAST OF US」に出演し、今ハリウッドで最もホットな俳優ペドロ・パスカル、今年度アカデミー賞作品賞を含む7部門を受賞した『オッペンハイマー』にも出演のマット・デイモン、さらに映画出演が久しいマイリー・サイラスが特別出演を果たす。

イーサン・コーエン監督の遊び心たっぷりで、ラフ&スリリングな破天荒ガールズムービーが爆誕した。

ガールフレンドと破局したことを嘆く自由奔放なジェイミー(マーガレット・クアリー扮)と、堅物で自分の殻を破れずにいる友人のマリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン扮)。日々の生活に行き詰まりを感じる2人は、気分転換に行き当たりばったりのドライブ旅行に出かけることになる物語だ。

ジェイミーを演じたクアリーは、2019年にクエンティン・タランティーノ監督『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出演し、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ、レナ・ダナム、マーゴット・ロビーとの共演を果たし注目を集め、その後も『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』(2020)、Netflixシリーズ「メイドの手帖」(21)などに出演し、着々とキャリアを重ねる。

また「第96回 アカデミー賞」で主演女優賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞し、世界を魅了した映画『哀れなるものたち』(23)にも出演。今年日本での公開が決定した『憐れみの3章』(24)では、ヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーンと再タッグを組むことが明かされ、日本でも話題の今最もホットな女優だ。

女優のアンディ・マクダウェルを母に持ち、私生活では昨年、テイラー・スウィフトの楽曲を手がける音楽プロデューサー、ジャック・アントノフと結婚。豪華セレブが出席した結婚式では、シャネルのシンプルで上品なドレスにフラットシューズを合わせるという、彼女らしいモダンな着こなしも注目された。そんな彼女の、常に自分らしさを忘れない独自のスタイルは、多くの人の支持を集めている。

今回、ガーリーな自身のイメージを覆すほど大胆で強烈なキャラクター・ジェイミーを演じているクアリー。ジェイミーは奔放な心の持ち主で、自分の性体験さえ鮮明かつ詳細に語る。クアリーは「ジェイミーは、どんな集まりにも必ず参加する。セックスに肯定的だし、子犬みたいな感じ。いつでも人を愛そうとするし、とても誠実で、優しくて良い子だと思います」と、冒険心と全てを受け入れる精神で、このキャラクターの特性を余すことなく演じた。
コーエン監督とともに製作・脚本を務めたクックも「ジェイミーには遊び心があり、マーガレットもまさにそんな性格の持ち主。彼女はジェイミーそのものではないけれど、ジェイミーと同じように何にでも積極的です」と語っている。

性格が全く異なる、度が過ぎるほど真面目で堅物のマリアンとの痛快な掛け合いも必見。知れば知るほど好きになる、キュートなクアリーの魅力がたっぷり詰まった本作をぜひ劇場で!

「ドライブアウェイ・ドールズ」
6月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国公開

自由奔放なジェイミーと、堅物で自分の殻を破れずにいる友人のマリアンは、気分転換にドライブ旅行に出かけることに。そんな2人は、運転中のアクシデントがきっかけで、車のトランクから謎のスーツケースを発見する。一方、そのスーツケースを取り戻したいギャングたちは、2人を追って車を走らせるのだったーー。ジェイミーとマリアンは、危険が迫る状況にも関わらず、このドライブ旅行をエンジョイしようとする! スリル満点&予測不能なアメリカ縦断ドライブが、今始まる!

監督:イーサン・コーエン
脚本・製作:イーサン・コーエン、トリシア・クック
出演:マーガレット・クアリー、ジェラルディン・ヴィスワナサン、ビーニー・フェルドスタイン、コールマン・ドミンゴ、ペドロ・パスカル、ビル・キャンプ、マット・デイモン、マイリー・サイラスほか
85分/アメリカ/ビスタ/2023年/英語/カラー/原題Drive-Away Dolls/字幕翻訳:吉川美奈子/PG-12
配給:パルコ ユニバーサル映画 宣伝:スキップ

©2023 Focus Features. LLC.
公式サイト:universalpictures.jp/micro/drive-away-dolls
公式X:@DADmoviejp #ドライブアウェイ・ドールズ

(よろず~ニュース編集部)

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