BBバックボーンとJRWON、「大阪なにわリング」とJPIXの「OBPコネクトサービス」を接続

by 三柳 英樹

ビー・ビー・バックボーン株式会社(以下、BBバックボーン)とJR西日本光ネットワーク株式会社(以下、JRWON)は17日、両社が展開する光ファイバーサービス「大阪なにわリング」と、株式会社JPIXが提供するTelehouse OSAKAと京阪神OBPビル間を結ぶ光ファイバー芯線接続サービス(以下、OBPコネクトサービス)の接続を、6月1日に開始すると発表した。

大阪なにわリングは、NTTスマートコネクトの曽根崎データセンターをはじめ、心斎橋エリアや堂島エリア、大阪ビジネスパークエリアなど、大阪市内の主要データセンターをリング状に冗長構成で接続するネットワークサービス。

今回、大阪なにわリングがOBPコネクトサービスと接続することで、Telehouse OSAKAへのアクセスが可能となる。大阪なにわリングは、クラウド・AI時代の大容量通信を各主要データセンター間で実現し、さらなるコネクティビティおよび利便性の向上を図り、西日本エリアを代表する信頼性の高い光ファイバーサービスへと成長し続けるとしている。

さらに、大阪なにわリングとOBPコネクトサービスの接続に加えて、JRWONが保有する鉄道敷きの高品質な光ファイバーと、BBバックボーンの光ファイバーソリューションに関するナレッジや技術を活用することで、Telehouse OSAKAから伊勢志摩エリアを含む関西全域はもとより、中国・九州エリアへのアクセスも可能になると説明。大阪なにわリングは、ワンストップサービスとして多様なユーザーのコネクティビティニーズに応えるとともに、西日本エリアの発展に寄与していくとしている。

活用イメージ(大阪エリア)
活用イメージ(西日本エリア)

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