トラウト、本塁打リーグ単独トップ浮上 18試合で8号…32歳で初のHR王へ絶好調

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

近年は怪我に苦しんでいたが打率.294、8本塁打、11打点、OPS1.089と復活

■エンゼルス 5ー4 レイズ(日本時間18日・セントピーターズバーグ)

エンゼルスのマイク・トラウト外野手が17日(日本時間18日)、敵地で行われたレイズ戦で8号ソロを放った。18試合で打率.294、8本塁打、11打点、OPS1.089と絶好調をキープ。32歳にして初の本塁打王も狙えるペースを維持している。

「2番・中堅」でスタメン出場すると、1死走者なしで迎えた第1打席。レイズ先発のリトルが投じたシンカーを完璧に捉えた。トラウトらしいコンパクトなスイングから、打球は右中間スタンドへ一直線。打球速度105.4マイル(約169.6キロ)、飛距離400フィート(約121.9メートル)、角度26度の一撃だった。

試合前の時点で、レッドソックスのタイラー・オニールと並ぶ7本塁打だったが、この一発でリーグ単独トップに浮上。かつてはメジャー最強の野手とも呼ばれたが、近年は怪我に苦しみ、昨季も82試合の出場で18本塁打に終わっていた。大谷翔平投手がドジャースに移籍した今季、チームを引っ張っている。(Full-Count編集部)

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