TOPPAN、大阪に「PLAT UMEKITA」を開設 生活者と企業をつなぐ情報発信施設として活用

TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANは、大阪・梅田に開発中の都市公園「うめきた公園」内で運営する情報発信棟を、体験型共創プラットフォーム「PLAT UMEKITA(ぷらっとうめきた)」として2024年9月6日に開設する。

同施設は、TOPPANがCINRA、ハーチ、学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学と協働し、エシカル・サステナブル・ウェルビーイングなどの価値観を楽しい体験に変換して提供。生活者と企業をつなぐ施設として活用していく。TOPPANらは「PLAT UMEKITA企画編集室」を立ち上げ、様々な体験型プログラムで都市公園の魅力を国内外に発信する。

また、開発事業者・地域住民・クリエイター・企業・学術団体・自治体などと連携および共創し、同施設を新しいプロダクト・サービス・事業の創発を行う拠点と位置づける。

同施設はうめきた公園内「大屋根施設」の中心に位置する仕切りのないオープンスペースにて、3つのゾーンで構成される。「INFO(情報発信ゾーン)」では、観光客や公園利用者に向けて公園の施設やイベント、その他様々な情報発信を行う。

「IDEA LAB.(自主企画ゾーン)」では、エシカルな概念と楽しい体験を掛け合わせた情報発信やスペースのコンセプトを体現する展示/イベントを、様々なクリエイターと共創。定期的なワークショップも開催し、都市公園の新しい楽しみ方を作り出すコミュニティの創出を目指すとともに、最新のエシカル情報を発信しリアルスペースでの企画に連動した各種メディアも制作する予定だ。

「GALLERY(多目的ゾーン)」は、展示やイベントなど多目的の貸しスペースとして活用する。様々な企業のコーポレートブランディングや新規事業開発、プロトタイピング、テストマーケティング、製品・サービスのプロモーションなど、多様な用途で利用可能だ。IDEA LAB.と共創する形で、エシカル×エンターテインメントの実践もサポートしていく。

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